はしもと矯正歯科の橋本です。 日本において矯正医、少なくとも矯正専門医と名乗る人たちは殆どが歯科大学を卒業して歯科医師になってから大学に残って専門医としての教育を受けます。 事実上、歯科大学を卒業してから初めて矯正専門医としての教育が始まるといっても過言ではないでしょう。 歯科大学の付属病院というところは沢山の先生がいまして、卒業したての先生からこの道20年のベテランまでそれは壮観といった状態です。 大学によって微妙にシステムは異なりますが、概ね初診(相談)、検査、診断、治療開始というプロセスで、診断を行うのに当たり、会議で複数の意見を討議してから最終的な統一見解に至る事が多いのですが、この討論の際、やはり貴方様が経験されたような「同じ患者さまに対して何故こんなに見解が違うのか?」と言うことを経験致します。 これは「矯正歯科医師という人間が患者という人間に対して直接診療行為を行う」という医療の性質上、ある程度はやむおえない問題であろうかと考えられます。 それとこうした歯科医師ごとの見解の差に加え、治療の難易度といういささか漠然としたものが対象ですので、難易度を「どう表現するか」ということもまた患者様にとっては混乱の元になります。 本来ならば仮に「難しい」治療なら何が難しいのか(例えば歯の形に問題がある、現在歯磨きの状態が悪い、骨の密度が高く動かすのに時間が掛かりそうである、等)を順を追って説明するのが望ましいのですが、時間の制約などでままならない事もあるでしょう。 こうした問題は矯正歯科に限らず一般歯科であっても、また医療行為全般について付いて回る事です。 この場でA、B、Cのどの歯科医院が推薦できるか、といった結論は出せませんが、我々としては当HPの他の部分にも表現してありますように、主治医を選ぶ方法として申し上げたいことは「貴方が一番信頼できる先生が貴方にとって一番良い先生」であるということです。 ことに矯正歯科という時間も手間もお金も掛かる治療では一度開始すると簡単に担当医を変わるわけにもいかず、歯科医師選びが何より重要でしょう。ですから納得がいくまで充分に話し合って決定されることをお勧め致します。 医療人の専門医であれば誰でも患者様の最上の結果を目指して努力していると思います。 治療を開始するときが一番悩むことも多いでしょうが、お子さまの健康の為にも頑張って下さい。
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