[2007年4月12日] 差し歯が全体的に多く、咬合も矯正後ですが難しくとも外科矯正はできるのでしょうか?
(荒川区36歳女性)
はじめまして。様々な顎変形症等の質問に丁寧にお答えいただいているのを拝見して思い切ってお尋ねします。
私は、受け口の交叉咬合で左/左前方に上下顎全体が偏位している下顎前突症だったのですが、下顎の小臼歯両サイド2本を抜歯し、23歳程の時点で歯科矯正を終了しました。
結果咬合だけは治ったのですが、上下顎のアーチがいびつで左前方に偏位突出しており、スマイルを作った際、上の歯の口内の見える本数が左側がせり出ている分右側と比較して2本程少なく見た目が正中線から明らかに歪んで見え、唇も曲がってみえ気になります。
差し歯が全体的に多く、咬合も矯正後ですが難しくとも外科矯正はできるのでしょうか?
上顎のオペはLeFortIが適当なのかと思いますが、それで上顎の症状は改善できるでしょうか?(今まで相談した医院では上顎のアーチの偏位には触れず下顎を治す方法のみ提案されましたが)
あるいは他の方法があるでしょうか。
美容外科・歯科併設の保険外診療医院で、下顎の両サイドを2本抜歯して歯槽骨から切り、左側の歯槽骨の突出部を4o後ろにスライドさせ、空いたスペースに両サイドブリッチを作り、結果上顎前歯の左側寄りの5本の浮いた部分を差し歯で作り変えるという方法もあると言われましたが、抜歯歯科矯正終了後のため頤神経が手術部分に近く危ないとも言われ、上顎のアーチの改善ならびに後遺症発生リスクを考え上顎下顎全体をスライドするオペ(LeFortI・矢状分割等)がベストではないかと思っています。
さらに、正面像の下顎全体が幅が広く、下顎体の外板を削って細くみせたいのですが矢状分割オペと同時にできるものでしょうか。
下顎角のラインは左側が右側より5o程角度があり、やはり非対称という面からいうと気になります。正面像の外板削りは無理だと思いますが、左側の厚ぼったい下顎角から正中線までの非対称のラインを改善するのは保険が適用にならないでしょうか?
また、技術的にはプレート除去オペの際に等だったら可能でしょうか?
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