上顎前突＋過蓋咬合＋空隙歯列、外科矯正-歯並びTV

[2007年8月4日]　当方、異常なかみ合わせの深さと、隙っ歯に悩んでいます。かみ合わせは、口を閉じると下の前歯が上の前歯の裏に常に当たっています。（豊田市28歳男性）

　はじめまして　よろしくお願いします。
　当方、異常なかみ合わせの深さと、隙っ歯に悩んでいます。
　かみ合わせは、口を閉じると下の前歯が上の前歯の裏に常に当たっています。
　以前（１０代のころ）までは、歯肉に当たっていました、今は歯肉が後退したのか当たっていません。
　上の前歯が前に出てきている様な気もします・・・
　又、上の前歯が常に下唇に当たり年中歯型がついています。
　最近、ごくたまにですが口を開くとき顎が「パキ」と音が鳴るようになりました。
　いろいろサイトを見てみると当方の様なかみ合わせで、最悪急に口が開かなくなるなど載っておりました。心配になっています。
　この咬み合わせを、直す場合通常の矯正で直りますか？外科矯正ですか？また、隙歯も同時に直りますか？
　見た目的にもかなりのコンプレックスを抱えています。
　よろしくお願いします。

　大山矯正歯科　院長の大山照彦です。
　矯正相談の件、お答えいたします。
　治療を考えるのに　大きなポイントが１点あります。
　上顎と下顎に前後的なズレがあるかどうかという事です。
　前後的にずれがある場合は、通常出っ歯（上顎前突）と呼ばれる咬み合わせとなります。
　それに過蓋咬合＋空隙歯列　がプラスされた咬み合わせとなります。
　ズレがない場合は、過蓋咬合＋空隙歯列の症状となります。
　後者の場合（過蓋咬合＋空隙歯列）は、通常の矯正治療で、歯と歯の隙間を閉じる治療を行えば十分だと思われます。
　前者の場合（上顎前突＋過蓋咬合＋空隙歯列）の場合は、外科矯正を考えられた方が、良い結果が得られると思われます。
　>> また、隙歯も同時に直りますか？　
　空隙歯列（隙ッ歯）は問題なく治ります。

名古屋市・中区・栄　大山矯正歯科　院長　大山（おおやま）照彦　先生
日本矯正歯科学会認定医・指導医・歯学博士、患者様に最新の治療・最良な治療環境を

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