[2010年7月20日] 咀嚼した時に歯にしみるような感覚を数年まえから。(神戸市37歳男性)
広瀬先生
初めまして。5年ほど前に、妹がお世話になり、妹から薦められて、是非先生のご支持を仰ぎたいと思い相談させていただく次第です。現在、カナダのトロントの大学に勤務しており、日本の健康保険を持たないため、実際の処置はカナダで行う可能性が高いです。8月に日本に一時帰国するため、もしイーメールではよく分からない場合、先生の直接の診断も受けることが可能でしょうか。
先生に対する質問は以下の2つです。
1.矯正歯科からの私の症状緩和のための見解および、歯矯正の有効性の程度。
2.日本でもエナメル質を補充する薬が入手可能か。
以下に、症状と今までの経過を説明させていただきます。
症状:
咀嚼した時に歯(下顎第一大臼歯)にしみるような感覚を数年まえから覚え、地元の2人の歯科医(カナダのトロント)に相談しました。それぞれの歯科医の見解は以下のとおりです。
歯科医A: 下顎第一大臼歯に虫歯はない。下顎の両側の親知らずの歯が下顎の歯全体を圧迫しているためにそのような症状が起こっている。すべての親知らずの歯を抜歯することを薦める。 歯科医B:下顎第一大臼歯に虫歯はない。全体的に下顎第一大臼歯と上顎第一大臼歯のみが完全なかみ合わせになっており、他の歯のかみ合わせは完全ではない。そのため、咀嚼した時の圧力が下顎第一大臼歯に集中するためにそのような感覚が起こっている。この診断結果にもと付き歯科医Bは下顎第一大臼歯を若干削った。しかし以後も上記のしみるような感覚は直りませんでした。
今年7月に、機会がありグラーツ(オーストリア)で歯科医をしている叔母(オーストリア人)に上記の症状を相談しました。結果は以下の通りです。
叔母:下顎第一大臼歯に虫歯はない。全体的に下顎第一大臼歯と上顎第一大臼歯のみが完全なかみ合わせになっており、他の歯のかみ合わせは完全ではない。そのため、咀嚼した時の圧力が下顎第一大臼歯に集中するために下顎第一大臼歯のエナメル質が減っている。薦める処置は二つ。
一つは矯正歯科に見てもらい支持を仰ぐ。
二つ目は、叔母からエナメル質を補充する薬をもらいました。それをつける(週一回3週間、その後1ヶ月に1回)。薬の名前及び有効成分は以下の通りです。
名前:SENSODYNE PRO SCHMELZ
有効成分:Natriumfluorid
繰り返しになりますが、先生に対する質問は以下の2つです。
1.矯正歯科からの私の症状緩和のための見解および、歯矯正の有効性の程度。
2.日本でもエナメル質を補充する薬が入手可能か。
8月に日本に一時帰国するため、もしイーメールではよく分からない場合、先生の直接の診断も受けることが可能でしょうか。以下の日で先生にお会いできる日はございますでしょうか?
私の可能なスケジュールは以下の通りです。
(午前、午後可能)7月31日。8月5、6、10、11、12、13、14、16日
お返事お待ちしております。宜しくお願いいたします。
追伸:私も先生と同じ兵庫高校出身です(78陽会)。今回剣道部のOB会に出席します。